25 10月

本来であるのなら

命からがら欧州から脱出してきたユダヤ難民たちを迎えたのは、敦賀の人々の温かい思いやりだった。

エルサレムでの巡り逢い 神戸市灘区の牧師・斉藤信男氏がキリスト教徒のグループを率いてイスラエルを訪問した時のこと。 エルサレム市内のレストランで昼食をとっていると、 闇金相談 鹿児島40歳前後の婦人が話しかけてきた。 婦人は、斉藤氏一行が日本人であることを確認した上で 「日本の皆さんに感謝したい、私たちは杉原ビザによって救われた子孫です」 と語った。
婦人の祖父が妻と幼い子供(夫人の父親)を連れて、そのビザで欧州を脱出し、シベリア鉄道経由で日本にやってきたという。
三人は神戸にしばらく滞在した後、オーストラリアに渡った。
夫人はそこで生まれ育ったのだが、祖父から日本に助けられたことを繰り返し聞かされて育ったようだった。 実は斉藤牧師の父親は、当時、神戸で牧師をしており、ユダヤ難民たちを教会に招待したり、リンゴを配ったりしていた。