02 8月

現状維持のリスク

現時点において何らの成果や喜びをもたらさなくなっている『過去の仕事・活動・未練への執着』といったものも、時間やエネルギーの浪費を引き起こ しやすい。

『現時点における自分の価値・目的・喜び』に照らし合わせて、今考えたり実行したりしても価値がないものは積極的に捨てて選択と集中の再編を行 うべきである。
ドラッカーのいう『優先順位(先にやるべきことの順番)よりも劣後順位(今やらないほうがいいことの順番)のほうが重要』の考え方は、今やらなく ても良いことの断捨離を示唆したもので、『重要度や効果の低い仕事・勉強・活動』をある程度までふるいに掛けてからその中で優先順位をつけるという方法で ある。
優先順位よりも劣後順位、過去よりも未来、保守よりも変革、横並びより独自性というのが、P.ドラッカーの経営理念の方向性を示すとされるが、こ れは『現状維持のリスク・過ぎ去ったものにしがみつくことの不利益』を意味しており、常に時代と条件が移り変わり続けるという無常性(随時の環境適応)を 前提としていた。